【TRPG】トーグオンリーコンの簡単な報告続編

えらく時間が空きましたが、続きを書き始めたので今頃掲載。
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はてさて、次第にシナリオの構造が見えてきた昨今。
わかっている情報をまとめると大まかにこんなかんじ。

舞台を去った「ロード」
「四辻の王ルテジアさん」ソードワールドルール/コアア−ス
「荒野の王ザムエルさん」BoA2nd/アイル
「学園の王ディアボロスさん」DX2nd/オーロシュ
「市街の王ザ・コンピューターさん」PARANOIA/サイバー教皇

残っている「ロード」と「ハイロード」
「機械の王黄金の姫さん」Ru/Li/Ru/LaかつGURPSルナルサーガ/世界不明
「天空の王ダンケルザーンさん」SadowRun/世界不明


「で、そもそも何でこんなことになったんだっけ」
メビウスがなんかやったのは確かだよな、今回予告見ても」
「何でこんなへんてこ世界にウーハンとかはいたんだ?」

で、ウーハン先生(マジックアイテム扱いだけど)に聞いてみたところ。
「ウーハンとレッドハンドはメビウスの指令で、
アビニョンに程近い場所にある装置を設置しに行っていた」
「ところが、別件の事件で来ていたトルウィンに遭遇し、一時撤退」
「こともあろうに、せっかく設置した装置をトルウィンが持ってきたっぽい」
「その装置は秘密作戦のなんかすごい兵器の誘導装置だったようで、
自分たちとトルウィンがいるところに直撃」

いやぁ、あれは死んだと思ったアル。
とのたまうウーハン先生をそっちのけで、いろいろ調査を始める一行。
知人カードやら推理やら手がかり分析やらを駆使して、大まかに以下のようなことがわかる。

・この世界はいわゆるアマルガム・リアリティ(いくつかの世界が混合している世界のこと)と思われる。
・この世界は不安定なもので、遠からず縮小してなくなってしまうようだ。
・この世界に呼び出された人々は、何らかの共通点があるらしい。
メビウスの陰謀なので、何か目的があるはずであるが……
・ロードが各自持っているマジックアイテム?は、一人ひとつあるけど、効果はバラバラ。

「ところでさ、ロードたちの目的って何だっけ?」
「ハイロードになることじゃなかったっけ?」
「ダンケルザーンさんはもう一度大統領になるって言ってたよ?」
「あっちではいきなり死んだくせにいまさら何を」

……

「……あ、それじゃね?」
「え?」
「みんな死んでるとか」
「えーと。ザムエル死んでる。ルテジア……も、倒されることが多いから死んでる。ディアボロたんは毎度毎度死んでる。
ダンケルザーンも暗殺された、黄金の姫も死んだっけ? ルナルは倒されていたような」
「ザ・コンピューターは無事だよ?」
「むう。そこまで気がついたならばGMから教えましょう。市街の王のザ・コンピューター様は、発狂する前でした」
「げげぇっ!?」
「いや、先にそっちに言ってたら普通に遭遇できたんだよ?」
「そんなことは先に言えぇ!」
「誰が言うかそんなこと」

「で、何をもくろんでいたかキリキリはいてもらおうか。ってことで【アイディア】カード」
「……はーい」

で、わかったこと。
・この世界は蟲毒の壷みたいなものだよ。
・さまざまな世界で倒された悪役っぽい連中の魂を呼び込んで、争わせているんだな。
・何をするためかっていうと、ポシビリティを吸い出す目的でもあるんだけどね。
・ナイル以外の各世界をミニチュア化して、他の悪役さんたちに割り振っているけど、その目的は?
・複数のリアリティの力を持つ存在を人為的に作り出せるかなー、とおもって。
・運がよければ、ダークネスデバイス級のものも作れそうだし。
・ちなみに、この世界に呼び出されたロードで「勝ち」を運命つけられていたのは、一応「ディアボロス」先生。
・何でかって言うと、彼だけは「誰かの部下」というパーソナリティだったから。
・なので「プラン」を渡されて、最適な行動をとろうとしてたんだよ! 失敗したけど!

「えーと……つまり、他のロード連中は何を望んでいたんだ?」
「ダンケールザーンは大統領になるっていってたよねぇ」
「まぁ、GMが明かすと、ダンケルザーンの言っているのは『大統領』じゃなくて『ダイトーリョー』なんですけどね?」
「何その違い」
「いやぁ……ダンケルザーンのリアリティはリビングランドなので、そもそも大統領なんていう概念が無い」
「詐欺だ!」