秘密ゲームX

今日は自分のサークルフラフラ(一応宣伝)
http://star.endless.ne.jp/users/trpg/
でゲームでした。
2週間前から後輩トビー君にPL指名で召還されていたゲームです。

事前にキャラクターの設定とか、トラウマとかを事細かにメールで3回程度の往復を交えて設定し、キャラクター作成はGMにお任せ。
何のシステムを使ってどんなことをするか、一切不明と言う状態でゲームを行うのです。

わかっていることは「舞台は現代のような日本である」「キャラクターは一定怪現象などに対応、調査などのできる職業(ジャーナリスト、探偵、刑事など)が望ましい」「過去に何らかのトラウマを得ている」こと。
さぁ、果たしてなんだったのでしょう。

当日、見事に遅刻して会場に入ってみると、GMの前には『コンスピラシーX』のマスタースクリーンが。
うっそ、マッジ!?(かなやんさん風)
しかしGMトビーはただニヤニヤと微笑むのみ。俺に対するブラフか?
と思いつつもゲーム終盤までこの恐怖は抜けなかったのですが。

いつ宇宙人が出てきたりキテレツカルト教団とかが襲い掛かってくるかひやひやしながらゲーム開始。

やくざと癒着した暴力的な刑事、飛行機事故からの生還者でひ弱なジャーナリスト、過去に恋人を冤罪で失ってから法の道に進んだ弁護士、幼少期には宗教団体の巫女で現在は教団を離れている女子高生。

こんな面子が、ひとつの事件をきっかけに知り合い、さまざまな事件に巻き込まれていくと言うスタイルであそびまして。
一セッション一時間〜二時間程度のショートで連続で5シナリオくらいのキャンペーンを行うと言うトビーが時々やる遊び方でして、なんというか情報の無いゲームなので世界がいったいどうなっているのかがさっぱりわからない。
その世界の情報が少しづつ明かされていったり、突如弁護士が死んで幽霊になったり(巫女だけは霊体が見えるが他の面子が信じてくれないとか)、世界の本当の姿が明らかにされていくところなどはまさに「知らないからこそ味わえる」楽しみ。
いやぁ、FEARのゲームとかになれていると「一体全体自分達が何の目的を持っていて、どのような手段をもっているのか」がシステム的に規定されていなくて自分の頭で考えるゲームは疲れます。
楽しいんだけど、敵も仲間NPCもうっちゃってPC間での意思疎通自体がそもそもできなくなりかかっていたときなどもうゲラゲラ笑いながら途方にくれるわけで。

そんな中でグノーシス主義とかについて語りだす謎NPCとかも出てきて事態は混迷に混迷を重ねたのは超秘密です。
まぁ、オカルト関連に一定知識のある(耐性があるとも言う)メンバーを集めただけあって、その辺の説明はなしでいけるというのはあったんですが。

で、9時間ほど使ってみっちりと遊びきり、無事にセッション終了。
久しぶりに頭の使わない部分を酷使するゲームでした。愉しかった。


……で、結局使ったシステムはなんだったのか聞いてみたら「Kult」でしたとさ。
遊び方がこういうものが推奨されているのかどうかは不明ですが、面白かった。……2回連続でやると体力が持たないだろうけどなぁ。
どっとはらい


追記。
あと、買おう買おうと思っていてまだ買っていなかった「Fate/StayKnight」をやっとこさ購入。
でも、今月仕事が忙しくて遊ぶひまはないだろうなぁ。
そろそろ買っておかないと店頭から消えそうな気がしたので確保だけ、といった感じ。とほり。
まぁ、休みはTRPGに費やしているほうが幸せなのでまぁ問題なし。