まとまりきらないセッション報告

 今回遊んだのはサタスペ食べ放題/番外地より、ロケロラ付属シナリオ
・「サタデーナイトライブ」
・「マゾヒスティックハッピツアー」の二つ。
 本日の日記は公式シナリオのねたばれをほんのちょっと含んでいますので注意だ。
 むしろあまりの頭の悪さに悶絶するやも知れぬ。
 混ぜるな危険を地で行ったようなもの。真似して痛い目にあってもしらないぜ。
 つか、痛々しいものを見るような目で見るなー(黄色い救急車で運ばれつつ)



DD:”恐るべし”朝佳さん
今回DDをやってくれたかわいそうな人。お疲れ様です。


 今回のテーマはロケロラ。そう、ロックバンドになってソーヤワナビーロックンロールスターするのです。
 ドラッグ! セックス! ロックンロール!とかいいつつ音楽性の違いで解散したりしなかったりするアレです。

 そんなナウなヤングのハートをヒットする我等がガクダンの名前は。
「KOGAN」(コガン)
……そう。現代に蘇った虎眼流!!
(虎眼流を知らない若者たちは、雑誌「チャンピオンRED」掲載の「シグルイ」という漫画を読んでみよう)

要約すると、とどのつまりは「あたまの沸騰した武芸の道の人々」なので、音楽との関連性一切無し。
ザットイズ強烈にキジルシ集団の香り。

何かあるごとに「対バン心得、対バン相手倒す事まかりならぬ、伊達にして帰すべし」とか「お美事でございます」とか。
強烈な駄目さ加減が。


まぁ、それはともかくガクダン「KOGAN」のメンバーはこんな感じ。

ボーカル:園崎呪音(そのざき・じゅおん):PLは田中天さん
日暮世界より来訪したトシオ君女子高生。(でも男)
双子の兄だか姉だかわからないけど慈音とコンビを組んでいる。
すぐに生贄をくくりあげたりするマローダー。でも道化師。
虎眼流の創始者岩本虎眼の子らしい人。
性業値4と常時噴火寸前の活火山のごときかんしゃくもち。
1シナリオ目でキジルシの代償「依存症」をゲットし、即効で音楽無頼(ロケロラ)に。
通称「派手なキジルシ」


エフェクト/キーボード:園崎慈音(そのざき・じおん):PLは緋さん
呪音の双子の兄。やっぱり女子高生の男の子。
何かあると客席に岩本虎眼を発見したりする。
「よーし、次さっき逃げようとしたおまえー?」「殺すよー?」
など、客席を巻き込むトークを振りかざすマローダー。
でも裏方。


ベース/打ち込み:“狂えるアラブ人レゲエ”フェリペ・アリ:PLはマンチイケダさん
狂えるアラブ人であり、読むとSANの減る新聞アル・アジフを発行する新聞記者。音楽はどこに行った。
「かじき」と呼ばれる巨大なベース(注:楽器です)で、30分かけて1フレーズを演奏する「練り」と呼ばれる鍛錬法を常に行っている。
薬をキメると「アルアジフの精(デモンベインに出てくるあんなやつらしい)」が(多分彼だけに)見えたり、所持しているアックス(ベースじゃなかったのか、という突っ込みは次元の彼方へ)に油性マジックで、しかもカタカナで「デモンベイン」と書かれていることが発覚したりと大活躍。
ただのアニオタ・ゲーオタに見えなくもありませんが、これがロックなんですよ。多分。
でも、というか見たとおり荒事屋。
通称「真ん中くらいのキジルシ」


ベース:クラウス・アルバレス:PLはHellbabyさん
アルゼンチンからペットのサメと一緒に大阪まで海を渡ってきた男。
ステージでの初の行動は「サメに噛み付かれて重症を負う(ファンブルの結果)」。
このとき、KOGANの音楽性は決定された。
ちなみにこれは番外地「ドラゴン」で追加された奥義「動物使い」で、サメをペットにしていたため。
ムツゴロウさんか。でも、ではなく確定で荒事屋。
サメの名前は「ハンペン」(追記)


ギター:サフィナ・アドン:PLはムトゥさん
いぶし銀の魅力を放つプロっぽい女性ギタリスト。
その正体はプロのスポーツ選手。……音楽はどこに?
実はエル・マリアッチを所持しており、個人戦闘能力もかなり高い。
でも、とうかすごく順当に専門家。


キーボード兼マネージメント:山田ガルマ:PLは暗転丸
有名な落語家「三U亭(さんゆーてい)デギン(本名は山田デギン)」を父に持つ元子役。
親の七光りで子役になっていたものの、KOGANに出会い、音楽活動に身を投じる。
ガルマヘアーでもガルマ顔でも、チーム最年少の女性キャラクター。
何かあるたびに虚空を見つめて「イセリナ……」とかつぶやいていたり、機材を運ぶ車に「ガウ」と名づけたりかなり異世界を見ているっぽい。
「聖痕」の異能を取得してから、「血の饗宴」を取得したほかの二人のキジルシに「私を撃って!」と叫んで何度もショットガンで撃たれているあたり、PLの人間性の欠如が感じ取れる。
普段はガクダンのマネージャーとして普通の発言をしていることから、通称「地味なキジルシ」
でもマネージャー。



メンバー紹介の中で明らかに3人分の文章量が多いのがわかるだろうか。
とどのつまりそれは彼らの言動、行動がまごう事なきキジルシであったということであり、2シナリオ通じて3人ともそろって両方キジルシの異能代償をゲットするという事実をお分かりいただけるだろう。


ただひとつ、彼らの名誉のために書いておこう。
紹介文が少ないからといって残り三人が目立ってないわけではなく、ただ異常さが際立っていたか否かだけなのだ。
そもそも、いきなり自分のペットのサメにステージ上で噛まれて重症をおったクラウスが目立っていないわけも無く。
戦闘でエルマリアッチのフルオートを仁義無く叩き込み列強の兵士をほぼ一人で制圧したサフィナが(しかもファンブルの無効化とかもしてるし)功績を挙げていないわけも無く。
呪音とコンビうちで「ふたりはシグルイ」とかのたもうて観客を張り付けにし続けた慈音がおかしくないわけも無く。
ちゃんとみんなで「むーざんむーざん♪」とか、ちゃんと歌ってたし!
「できておるのぅ」とかいってくれたし!
つまり全員キジ〔以下略〕
つかひとつのチームにキジルシが3人って時点ですでに何かおかしいんですが。


しかし今回、フレーバー殺人が多すぎ。
実際にデータ的に死亡したキャラクターというのは、敵NPC含めてもかなり少ない(戦闘を行ったキャラクター5体のみ)のですが、フレーバーとしては、すでに舞台は音楽とかではなくただのサバト
対バンした相手バンドをフレーバー切り刻んで客席に投げ込んだり、「暴帝アルムブレスト(銃夢に出てきたあの人)」ばりにグルーピーの体を切り刻んだり、何かあるたびに虎眼流の教えを実践したり。秘剣流れ星が飛び交ったり。
「隻腕のベースはベースを弾くことができるのか?」
「盲目のボーカルは譜面を読むことができるのか?」
とか、シグルイテイストとくず鉄町テイストと映画版デビルマンテイストが混ぜるな危険なレベルで一緒くたに。
すでにそこは墜落世界とあまり変わらない様相を呈してきておりましたとさ。
(むしろ何で墜落世界で遊んでいなかったのだろう)


2セッション終わって現在のファンは123人。
うち、ショゴスが半数以上って一体。それがKOGAN流ってことか(違います)

こんなひどい連中を切り盛りしてくれる朝佳さんはすごいなぁ、と思いました。
(知能低下っぽい感想。でも事実)

あまりに読みにくかったのでちょっとだけ修正。