罪の街より

シン・シティ:ハード・グッドバイ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

シン・シティ:ハード・グッドバイ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

公開初日に見てきました。

ネタバレになりそうなところは避けていると思うものの、あまり考えずに書いているのでご注意されたし。

まず、オープニングからモノクロの世界に、ドレスの女の口紅だけが鮮やかに赤い。
この「モノクロの世界に一色だけ鮮やかな色がある」演出は全編を通して使われ(モノクロだけで他に色のないところのほうが多いけど)、非常に画面が印象深いものになっていましたよ。はい。

お話は3つ(OP/EDも含めると4つ?)。
そのどれもが同じ街を舞台にしているので、それぞれのキャラクターは同じ話に絡みはしないものの、ある場所ですれ違ったりしています。
この辺、同じ都市を舞台にして複数の話を走らせているゲームのセッションのようで面白いなぁ。

あと、自分は原作を読んでいなかったのですが、イエローバスタード(という登場人物)の存在は後々になるまでずっとただの幻覚だと思っていました(笑)

映画公開を知って、最近復刊された原作の日本語版を買うのをためらっていたのですが、映画を見たのでこれでネタバレの心配も既になく、躊躇せずに買うことが出来そうです……お給料が入るまでは、ちょっと無理ですが。

下旬まで店頭から消えないと、いいなぁ。
映画封切り効果で一気に消えてなくなりそうな予感も。